リアルは悲惨だからエロ漫画を読め
私の性生活は、実は悲惨なものだ……というのも、生まれてこの方、満足な性交に成功したことがない。いやこれはダジャレではない。何しろ私は、偉そうなことを言ってはいるが外見的にはキモオタであり、性格だって...
私の性生活は、実は悲惨なものだ……というのも、生まれてこの方、満足な性交に成功したことがない。いやこれはダジャレではない。何しろ私は、偉そうなことを言ってはいるが外見的にはキモオタであり、性格だって...
オナニー至上主義者である私の理論を聞け、心に刻みつけよ。
私はエロいことをするという意味で「エロる」という造語を使っているのだが、エロるなら何といっても他の何ものでもなくエロ漫画を使うのがいちばんだ。
人によっては言うだろう……「いやいやエロ漫画よりもAVのほうがオカズとして優秀ではないのか?」とか、「てかオナニーなんかしなくても街中に出てそのへんのエロくて頭の軽そうなギャルをナンパしてハメちゃえばいいぢゃん」とか、そういうことを得意顔でのたまうヤカラもいるに違いない。
確かに、AVはオカズとして優秀であるし、そのへんのエロアホギャルをハメるのも楽しい……しかしながら、それにもましてエロ漫画のほうが優秀なのである。
その理由を、これからとくとみんなに語っていきたいと思う……語って、イキたいと思うのだ!
まずは、そのへんのギャルをハメればいいではないかという人の理論を華麗に論破してやろう。
私も実はまだ若い頃、街に出てエロれそうな女をあさっていたことがある。私が若い頃は今のようなトー横みたいな地域はなかったが、貞操観念ゼロでエロそうな体をした女がウロウロしているエリアは、探せば何ヶ所かあったのだ……しかし、何度かそういう女あさりをしているうちに、私はいろんな意味で幻滅した。
たとえば、頭が軽くて股のガードが緩いギャルは確かに簡単にエロらせてくれるが、たいていの場合、本当にアホなのでちゃんとした会話ができない。
実際にエロるまでにくだらない世間話をして機嫌を取らなければならんし、終わったら終わったでちゃんとピロートークしてやらないと、機嫌を損ねてホテルを飛び出し、「こいつにレ●プされたんですけど私!」みたいなことを大声で触れ回ったりしかねない……というわけで、かなり面倒なのだ。
あるいは、告白するのは実に恥ずかしいのだが、私はそういう街の女に病気をうつされたことがある。
珍しく知的な女で会話も楽しく、エロる技術はそれなりにあり、私はかなり楽しんだ……しかしちょっと酸っぱいような辛いような“満州”があった点は気になったが、実はそれがサインだったのだ。
その楽しい出会いから1週間が経過するかしないかという時、私はおち●ちんがムズムズするのを感じ、次いでおしっこの時にひりひりする痛みが走るようになった。
そう、私の体はあの忌まわしいクラミジア菌におかされていたのである!
そんなこんなで私は現実には幻滅した。
エロるならオナニーがいちばんであり、しかもエロ漫画が1位に君臨すると思うようになったのだ。
現実よりもオナニーのほうが楽しめる。
しかしそのためには、オナニーを楽しむためのオカズが不可欠だ。
そこでオナニーに使えるオカズには何があるか、その選択肢をまずはあらためて押さえておきたい。
1.エロ漫画
2.エロ動画
3.エロ小説
というのが、オナニーのオカズ3選である。
しかしながら「2.エロ動画」「3.エロ小説」は色んな意味でおすすめしない。
たとえば「3.エロ小説」なんていうのは、もはやすっかりオールドメディアであり、買っているのはオッサンばかり。文章の描写でイケるほど、もはや現代の我々は想像力が豊かではなくなった。
もっと直接的な刺激がなければイケない時代になっているのだ。
じゃあ「2.エロ動画」は良いんじゃないかと思われるかもしれないが、エロ動画を見るには何かとお金が必要である。そもそもエロ動画というのは要するにAV(アダルトビデオ)のことだが、ビデオはタダではない。
ビデオ専門店に行くか、私の場合はエロ動画を楽しむために昔よく利用していたのだが、個室ビデオ店などに行くしかない。ネットでサブスク的にエロ動画を楽しめるエロ動画サイトもあったりするが、それも月額料金が必要になったりするのだ……。
さて、そういうわけでいちばんおすすめなのはエロ漫画だ。
何といっても、エロ漫画はエロ小説などと違って直接的なエロ要素がテンコ盛りだし、AVと違って無料で読むことができる。
「エロ漫画を無料で読める……って、だって本屋で売ってあるのを買わなきゃいけないぢゃん!」と思うかもしれないが、エロ漫画は、実はネットで読むことができるのだ!
しかも、無料でエロ漫画を配信しているというサイトを見つけるのは難しくない。
ちょっと検索すれば、いろんなエロ漫画サイトがあって我々に豊富なオカズを提供してくれているのだ。
あらゆるジャンルを網羅したエロ漫画サイトもあるし、特定のジャンルのエロ漫画だけをアップしているというマニア向けのエロ漫画サイトもある。
そういうわけで、いろんな性癖を持つ人間が、それぞれに満足できるオカズを見つけることができる時代になっている。私のようなオナニー至上主義の方で、もしまだこの方法を知らなかったという人がいたら、ぜひ今すぐにでも確認してもらいたい!